内閣改造や憲法改正、今後の国政の内外の動向について語りました。
憲法は国民の権利や国の仕組みを定めたもので、国民の代表である国会で各党が議論して、国民に提案できなければなりませんが、『与党は度量をもって、野党は良識を持って』真摯に議論すべきです。
憲法審査会におけるルールは、「その運営については、与党や野党第一党だけでなく、少数会派も含めて幹事会等で協議、決定するとともに、少数会派や委員にも平等に時間を配分して議論を尽くすという姿勢。
この憲法審査会の伝統と特色は、憲法は国家の基本法であって、全て国民のものであるという憲法論議に対する基本理念に基づくものであります。
また、国家の最高法規である憲法に関する論議においては、政局にとらわれることなく、憲法論議は国民代表である国会議員が主体性を持って行うべきとの共通認識に基づき、熟議による合意形成がなされてきました。
今後ともこの共通認識に基づき、国民に対してオープンな場である憲法審査会において、国民の代表者たる国会議員により、憲法改正の必要性の有無とその内容について熟議を重ねるとともに、国民の憲法論議に関する理解も深めていただくことが重要であります。今後とも、国会において、しっかりと与野党で議論して行きます。