小倉克己前会長が、高知県功労者表彰を受章され、高知医大で開発した血液検体自動搬送の「ベルトライン」が我が国の重要科学技術資料となる 国立博物館の未来技術遺産に登録されました。
ベルトラインは、血液検査や細菌検査の「検体」を自動分析装置に高架の輸送ラインで送られるシステムであり、 高知医大の臨床検査技士の皆さんが 手作りで開発をされ、全国の病院に普及されました。
臨床検査技士は、血液・尿などの検体検査や、心電図・脳波測定などの生理学的検査を医師の指示のもとで、患者のデータを作成して診断・治療に役立てる専門家であり、医療技術の進歩や分業化により、取り扱う検査対象はますます広く、超音波検査や遺伝子検査なども加わり、医療スタッフの一員として重要な役割を担っています。
血液検査や生化学検査、輸血の検査や採血、さらには心電図や呼吸機能の検査や心臓病、がんの手術での超音波検査、エコーも臨床検査技師の重要な仕事です。
臨床検査技師は、 医師が診断と治療方針を決定するうえで、臨床検査技師は不可欠な存在で、 私たちの健康医療の ために 日夜、貢献されてます。