物部村神池は、男池、女池の龍神や平家・安徳天皇伝説、純真お馬の駆け落ちの道もある神秘的な伝説集落です。昔大蛇が住んでいたという男池のそばにある樹齢五百年の大杉、横たわる幹や池底を這う根の異様なその姿は竜や大蛇を想起させ、女池の大日寺は壮麗な七堂伽藍を誇った名刹で、行基自作と伝えられる大日如来尊像が安置され、境内には樹齢800年の大杉がそびえています。神池はSD G sのモデル集落都市として、生物多様性をテーマにした体験型観光を地域支援員や学生と集落の人たちと創意工夫して活動しており、田んぼの生きもの観察会や「韮生の里」のお寿司、地域商品開発などを考えており、すこぶる元気です。和製現代アートの案山子が集落に配置され、ほのぼのとしたあたたかさを感じさせてくれる土地です。神池の伝説のお水を飲みました。