英国防省参謀長 ゴードン・メッセンジャー大将閣下と面会。

米国やロシア、中国の動向や中東の動きなど、森本敏先生や番匠幸一郎君と世界戦略の秩序形成の安全保障を語りました。

メッセンジャー大将は英海兵隊で、山岳隊長コースを含めた数々の連帯での初級幹部としての経験を積み、1 9 9 4年にはカナダ幕僚大学に人校した。
英国防省および英国海兵隊司令部での幕僚を経験し、1 9 9 9年には第3コマンドー旅団幕僚長に任命され、コソヴォへ派遣された。2 0 0 1年から2 0 0 3年には第4 0コマンドー大隊長としてアフガニスタンおよびイラク(Op Telic D)に派遣された。
2 0 0 4年には統合軍司令部幕僚長として、津波人道支援作戦、レバノンからの非戦闘員退避作戦、2 0 0 5年アフガニスタンでのヘリック作戦等海外での各種作戦を経験した。
上級指揮幕僚課程修了後、英国防省部隊開発部長として勤務し、その後2 0 0 7年9月には統合関与(軍事)部長として海外展開作戦全般の軍事政策調整を担う。2 0 0 8年9月には第3コマンドー旅団長としてアフカニスタンヘルマンドへの展開を指揮。統合参謀長に昇任後には、戦略的コミュニケーション担当将校としてアフガニスタンでの作戦に関する広報活動に従事。
2 0 1 0年~ 2 0 1 2年は、常設統合司令部幕僚長(作戦)として英国海外作戦の指揮を執る。中将への昇任後は、NAT〇軍連合陸上部隊司令部(トルコ)副司令官として勤務。2 0 1 4年7月には、英国防省軍事戦略・作戦副部長。2 0 1 6年5月から現職である英国防省参謀副長として勤務。

参謀副長とは、参謀長の補佐役であり、意思決定の補佐、軍の将来像を想定した能力開発等の評価、予備役を含めた訓練等の監督、戦略防衛安全保障見直し、戦略会談の実施等、英国防省において重要な役割を担う人物です。