⼈権外交を超党派で考える議員連盟で、EU(欧州連合)駐日代表のホネカンプ政治部部長/一等参事官から、人権侵害制裁法案(グローバル・マグニツキー法)を聞くEUの基本的な価値観は人間の尊厳と人権、自由、民主主義、平等、法の支配の尊重であり、2020年12月、EUは「グローバル人権制裁制度」(EUマグニツキー法)を新設し、ロシアや中国当局者らへ制裁を実施し、人権を侵害した責任者に具体的な行動をとるEUの強い決意を示した。表面上は民主主義でも、実際は民主主義と人権を抑圧している国をEUは看過できない。この制度は国を対象とせず、深刻な人権侵害に関与した個人・団体を対象とすることで、深刻な人権侵害や虐待には政治的な対話、多国間の枠組み、制裁などのツールを使って改善に取り組んでいる。