4月28日の日曜日に行われた 東京 島根 長崎の 3補欠選挙において 与党は敗北・不戦敗でした。一体何が悪かったのか 何が足りなかったのか しっかりと分析しなければなりません。
第1に裏金問題への対応。 国民から見れば、客観的な認識や基準を持って対応してこなかったことです。
第2に、長老支配。 派閥は解消したものの、自民党の最大派閥の重鎮 だった人が 未だに 大きな権力を持ってるように 発言をし 振る舞っていること。それに唯々諾々としていること。 こういう自民党の旧態依然とした 体質が続いていることです。
第3に、国会議員は 国民の付託を受けて国政に 携わってますが 、それに伴う 倫理観 モラルを 持ち合わせていない若手議員の自制心欠如やセクハラ行為。 こういった点において 自民党議員 に対して 有権者の理解が得られなかったのです。
総理は火の玉のような改革を打ち出そうと、 派閥の解消や政治資金規制法の改革、 当該議員の処罰などを行いましたが十分なものとなってません。もっと客観的な事実の解明を行い、パーティーの資金 の残金を明らかにすること。政治倫理審査会では 派閥幹部の 言動は 責任感の欠如 したものであり、清和会の座長や会長代行だったものが、知らなかったという資金管理者・責任者の立場での立ち振る舞いは目を覆いたくなるものがありました。
外交においても、先日 麻生副総裁が トランプ 前大統領と面会しましたが、 岸田 総理とのバイデン氏との日米首脳会談の2週間後に、 副総裁が 大統領選挙の対立候補と 堂々と会うことは、同盟国との信義や 首脳同士の 信頼関係 を損なうものです。 日米関係は 我が国 にとって最も大事な 関係であり 、先の 大統領選挙の 勝ち負けを見透かされ、信頼関係を 損なうことより 、もっと日米首脳同士の信頼関係を重視 した外交を行うべき です。 「覆水盆に返らず 」信頼は一瞬で失われ 二度と戻ってくるものではありません。日米関係は 長い間の 先人の 努力と信頼関係によって気づかれたものであります。内政 外交共に大変重要な時期にあります 。国民からの信頼を取り戻すために、 懸命に努力をしていくひつようがあります。